エンジニアは何故ストレスが溜まりやすいのか
ストレスと言うと精神的な負荷や心理的負担に対するイメージが強くありますが、ストレスには心理的なものだけではなく身体的な疲労や負担も含まれます。エンジニアがストレスをためやすいのは、納期等へのプレッシャーから来る精神的負荷と、不規則な勤務体制と長時間のデスクワークによる身体的負荷の両方がストレスの原因となっています。特に、プロジェクトが終盤に近くなると、精神的にも肉体的にも追い込まれ、過剰なストレスがかかります。
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エンジニアは一般的な事務職以上に、長時間のデスクワークを余儀なくされます。極度の集中を強いられる仕事でもありますから、知らず知らずとはいえ疲労を溜めるのはよくありません。肩こりや眼精疲労から症状が進んで頭痛や腰痛や膝痛を訴える人もいます。そこで長時間同じ姿勢でパソコンに向かい続けるのではなく、適度に休憩を挟んでリフレッシュすることが大切です。そして正しい姿勢で仕事をすることも、疲労を溜めない工夫です。
エンジニアにとって連日の長時間勤務と休日出勤は、もはや当たり前といえるかもしれません。しかし、そのために疲労から回復する暇もないままにどんどん疲労が蓄積して行けば、いつの間にか過労から精神的にも肉体的にも危機的状況を招くことになりかねません。人の生活時間は、寝たり食べたりという生活に必要最低限の時間と、労働時間と、ゆとり時間に分けられます。このうち労働時間が長くなりすぎると、最初にゆとり時間が、そして次いで睡眠や食事の時間が削られてしまい生活習慣病のリスクも高まります。
エンジニアにとって、仕事を完成させる納期の定めは重要です。見積もりの段階で出来るだけ正確に工程や作業時間を割り出すことはもちろんですが、現実には想定外の出来事が起きるということを常に忘れないことです。自分の実力を過信して出来ないことを出来るといってしまうと、納期に間に合わずクライアントの信頼を失う結果となりかねません。その一方で、納期がプレッシャーではなく新たな挑戦のきっかけになることもあります。