エンジニアのためのメンタルヘルス診療所

エンジニアとメンタルヘルスケア

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ITエンジニアの労働環境

ITエンジニアといえば、長引く不況の中にあって新たなビジネスチャンスを掴むべく各企業が人材確保に乗り出しているなど、売り手市場が続いています。しかしその労働環境はといえば、連日深夜にまで及ぶ長時間労働や休日出勤が当たり前というように、ストレスが溜まりやすい過酷な状況であることが少なくありません。もともとエンジニアは事務職などとは異なり実績主義で評価されやすい職種といえますが、ギリギリの人員で厳しい予算と納期を守るために、自らの骨身を削って消耗して行くITエンジニアのメンタルヘルスケアが心配されています。

メンタルヘルスも自己管理

現代はストレス社会と呼ばれ不況ということもあって、精神的に調子を崩して休職したり退職を余儀なくされる人が増えています。もっともこのような精神的に調子を崩しやすい人には一定の傾向があると言われています。例えば、責任感が強くて手に余るほどの仕事を自分一人で抱え込んでしまう人や、周囲からの期待に応えようとつい無理をしてしまう人や真面目で完璧主義な人など、自分自身を追い詰めてしまう傾向にある人は要注意です。最近は社員を使い捨てにするようなブラック企業の名前が挙がっていますが、仕事がきつくて人が居つかないというような企業であれば、無理とは分かっていても他にいないので自分がせざるを得ないという”がんじがらめ”の状況に社員が陥ってしまい、燃え尽きる危険が高くなります。多くの企業ではメンタルヘルスも自己管理が基本であるため、自分の状態が危険なものではないかと振り返ることが必要です。その時期を通り越してあまりに疲れすぎてしまうと、もはや自分が精神的にどんな状態にあるのかなどと、考える余裕もなくなってしまいます。

周囲や専門家の助けも

自分自身の変化を自分では気づかなくても、家族や友人など周囲は気付いているという場合もあります。精神的に調子を崩せば、自分自身だけではなく周囲にも影響します。またストレスの発散やリラックスをするためには、家族や友人と一緒に時間を過ごすことが効果的です。ITエンジニアの中には、極端に仕事にのめり込んでしまう人も少なくありませんし、むしろそこまでしなければ一流にはなれないとも言われます。しかしそこまでのめり込むほどに魅力的な仕事を息長く続けて行くためには、持久戦の戦い方を覚えなければなりません。自分で自分をコントロールできる状態を維持することが大切なのですが、仮にコントロールできなくなった時にも、今では心療内科やカウンセリングなど専門家のサポートを受けられる環境が整いつつあります。間違っても仕事と心中しないことです。

本サイトについて

本サイトでは、こうしたエンジニアの現状を危惧し、エンジニア自身で自らのメンタルヘルスを維持、向上することを目的として立ち上げました。世の中を良くする様々なサービスや製品を提供するために必要なエンジニアが少しでも良い状況で仕事ができるようになることを望んでやみません。 お問い合わせ先:mentalhealth_goodlife◎excite.co.jp

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